side by side
大好きなおばあちゃんにドレス姿を見せたいという思いで撮影に来てくださったおふたり。
寄り添い合う日常や、交わした言葉のあたたかさを
そのまま写真に込めました。
居酒屋のバイトで出会い、8年間を一緒に過ごしてきたおふたり。
美術館やライブに足を運びながら、お互いの「好き」を共有し、見える世界を広げ続けていることを教えてくれました。
彼女が惹かれるのは、彼のタバコを吸うときの横顔。寄り添うふたりを並べるように、静かであたたかな姿を写しました。「存在自体が唯一無二」彼がそう語った彼女のそばには、この日ふたりの為に用意された、唯一無二の花束を添えています。
出先からの帰り道、不意に「顔合わせいつにしようか」と交わした言葉が、新しい日常のはじまりのきっかけに。手を繋いだ写真には、その帰り道の風景と、これまで歩んできた月日の記憶を重ねています。
長く一緒にいながらも、お互いのことを大切に思い、尊重しあっているおふたりの姿は、とてもお似合いで素敵でした。その姿を、撮影のきっかけにもなったおばあさまへ届けたいという気持ちでシャッターをきりました。
この日の写真を見て、改めて、「この人と一緒にいられて良かった」と思ってもらえていたら嬉しいです。
担当フォトグラファー
天草 晴菜 / Haruna Amakusa
ギャラリー
ドレス:F14
花束:オリエンタル
アイテム:ブートニア、ヘアパーツ